拓海町55kw×2基に導入
稼働時から現時点までの発電量を監視中 公開しているのは3号機の220枚のパネル
下記をクリックして下さい。画面をスクロールして拡大すると個々のパネルの現在の発電量が表示されます。
笠岡湾干拓地の太陽の広場に隣接した拓海町の太陽光発電3号機・4号機が2012年12月末から稼働しておりますが、この発電所にはタイゴエナジー・システムを導入しております。
南側の3号機55kw、北側の4号機55kw、合計110kwに440枚のパネルを設置しております。
その440枚のパネルに対して2枚に1つで220カ所から4カ所のセンサーに電波をとばして各パネルの発電量・パネルの温度・電圧等を監視しております。
この監視は多少のタイムラグがありますが、パスワードさえ入力すればネット上で、パソコン・タブレット・スマートフォーンで確認できる画期的なシステムです。
またパネルに雲とか電柱の陰があった場合、直列に接続されているパネル複数枚に影響がでてくるのを影のあるパネルのみ出力低下するだけで、同一系列の他のパネルの出力を低下させないという事で発電量も増加します。建物・樹木・電柱等の影がある場所には最も効果が期待できるシステムです。
拓海町の3号機・4号機の場合、あまり影の影響がないのですが、弊社が推奨しているドイツ製のルクサー社パネル、同じくドイツ製のSMA社のパワーコンディショナーがいかに信頼性が高いかという確認をとることができればという事でモニター的な意味合いで導入を致しました。
あるバネルメーカーではこのタイゴシステムを設置することにより、パネルの性能が一目瞭然に見えるために、設置することによりパネルのメーカー保証ができかねるといわれております。
ルクサー社のパネルは、独自の検査に合格したものしか出荷しないという事で、100%の出力保証を10年間、90%の出力保証を12年間、80%の出力保証を25年間としております。
またSMA社のパワーコンディショナーは自然空冷でファンがありません。
最も故障の可能性が高いファンの駆動部がないという事で、産業用のパワーコンディショナーは一般的に1年保証のところSMA社のパワーコンディショナーは10年保証となっています。
また一般的なパワーコンディショナーは気温40度から出力低下をしますが、気温50度まで定格出力するという事と、変換効率は96.7%と高いうえに、防塵・防水の保護等級はIP65という高さで、雨・粉塵に対しての心配がほとんどない優れものです。